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活用例·

AIに運動・ストレッチメニューを組んでもらう方法【プロンプト実例つき】

#運動#ストレッチ#健康管理#プロンプト活用
AIのトリセツ活用例
この記事の要点
  • 1.AIに「年齢・体の状態・目的・制約」の4つを伝えるだけで、自分専用のメニューが数十秒で完成する
  • 2.プロンプトが曖昧だと「誰にでも当てはまる無難な運動」しか返ってこないので、具体的な情報を詰め込むのがコツ
  • 3.体の痛みや持病がある場合はAIの回答を参考にしつつ、必ず医療専門家に確認してから実施する

この記事を読み終えると、ChatGPTやClaudeなどのAIチャットに「自分の体の状態」を正しく伝えて、今日からすぐ実践できる運動・ストレッチメニューを引き出せるようになります。具体的には「40代・デスクワーク・腰が少し重い・運動歴なし」のような条件を5〜6行で打ち込むだけで、所要時間10分以内のオリジナルメニューが返ってきます。ジムに通う前の準備体操として使う人もいれば、「まず家で何かしたい」という入門者にも好評です。

ただし、大切な前置きがあります。AIは医師でも理学療法士でもありません。腰痛・膝の痛み・高血圧・骨粗しょう症など、体に何らかの問題がある方は、AIが出したメニューを「たたき台」として使い、実際に動く前に医療専門家へ相談してください。この記事でも「AIに無理をさせない聞き方」を重点的に解説します。安全に使えてこそ、AIの価値が出ます。

なぜAIは運動メニュー作りが得意なのか

AIが運動メニュー作りに向いている理由は、「条件の組み合わせ爆発」を苦にしないからです。人間がパーソナルトレーナーに相談するとき、年齢・体重・経験・目的・生活スタイル・怪我の有無など10項目以上の条件が絡み合います。これをトレーナー1人に全部伝えるのは時間もかかり気後れしますが、AIならテキストで一気に渡せます。AIは渡された条件を全部参照しながら回答を生成するため、条件が多ければ多いほどパーソナライズ度が上がります。また「週3回・1回15分以内・器具なし」のような物理的な制約も、チャット1行で指定できます。費用もかかりません。

AIメニュー作成の最大のメリット

「条件の多さ」がそのままメニューの精度に直結する。年齢・体の状態・目的・時間・器具の有無を詳しく伝えるほど、的外れな「一般的な運動」ではなく「自分向けのメニュー」が返ってくる。

まず最初に伝える「4つの情報」を用意する

AIへの最初のメッセージに盛り込む情報を事前に整理しておくと、やりとりが1往復で終わります。用意するのは次の4カテゴリです。①自分のスペック(年齢・性別・体型の概算)、②体の今の状態(痛い場所・過去の怪我・持病の有無)、③目的(肩こり解消・体幹強化・ダイエット補助など)、④現実的な制約(1回何分・週何回・使える道具・場所)。この4カテゴリを埋めたうえでプロンプトを送ると、AIが「追加で何か質問しよう」とならずに済みます。逆に「運動メニューを教えて」の1行だけ送ると、AIは仮定だらけの汎用メニューしか返せません。準備に2〜3分かけるだけで、回答の質が大きく変わります。

  • ① スペック:年齢・性別・体型の目安(細い・普通・がっちりなど主観でOK)
  • ② 体の状態:痛みの有無・過去の怪我・持病(「特になし」でも明記する)
  • ③ 目的:肩こり・腰痛予防・体力づくり・柔軟性向上など1〜2個に絞る
  • ④ 制約:1回の時間・週の頻度・場所(自宅か会社か)・使える道具

コピペして使える基本プロンプト(初心者向け)

下のプロンプトは「運動経験がほぼなく、まず体を動かし始めたい人」向けのテンプレートです。カッコ内を自分の情報に書き換えてそのままAIに貼り付けてください。ChatGPT・Claude・Geminiのいずれでも動作します。AIが「もう少し詳しく教えてください」と返してきた場合は、聞かれた項目だけ補足すればOKです。

コピペ用プロンプト①:初心者・体を動かし始めたい人向け
私の状況に合った運動・ストレッチのメニューを考えてください。

【スペック】
・年齢:42歳 性別:女性
・体型:やや運動不足気味、体重は普通くらい

【体の状態】
・肩こりが慢性的にある(痛みというより重さ)
・膝や腰に今のところ強い痛みはない
・持病:特になし

【目的】
・肩こりを少し和らげたい
・体を動かす習慣をゼロから作りたい

【制約】
・1回あたり10〜15分以内
・週3回程度(多すぎると続かないので余裕を持たせたい)
・自宅のリビングで実施(ヨガマットあり、ダンベルなし)
・激しい運動は避けたい(無理なく続けられる強度で)

出力形式:各エクササイズに「目的・やり方・回数または時間・注意点」を書いてください。

実際のやりとり例:入力→AIの返答の流れ

場面設定:50歳男性・デスクワーク・腰の重だるさが気になる・運動歴10年以上のブランクあり・自宅で朝10分だけやりたい、という条件でChatGPTに送った場合の流れを紹介します。下が実際に近い入力文とAIの返答の要約です。

実際のやりとり例:入力文
私の条件に合ったストレッチ+軽い筋トレメニューをつくってください。

・50歳男性、デスクワーク(1日8時間以上座っている)
・腰が朝起きたとき重だるい感覚がある(医師には受診済み、「運動不足」との診断)
・10年以上運動していないブランクあり
・毎朝10分だけ確保できる
・自宅・フローリング(薄いラグあり)・道具なし
・目的:腰の重さを和らげる+体を少しずつ動かす習慣をつける

各種目に「なぜこの動きが腰に効くか」も一言添えてください。
【AIの返答例(要約)】 朝10分・器具なし・腰ケア重視メニュー ① 仰向け膝抱えストレッチ(各30秒×2回)  目的:腰周りの筋肉(腸腰筋・脊柱起立筋)をゆっくり解放します。長時間の座位で縮んだ筋肉を伸ばすことで、朝の重だるさを軽減しやすくなります。  やり方:仰向けに寝て両膝を胸に引き寄せ、そのまま30秒キープ。  注意:強く引っ張りすぎず、「気持ちいい」と感じる範囲で。 ② キャット&カウ(ゆっくり10往復)  目的:背骨全体を前後に動かし、椎間板周囲の血流を促します。デスクワークで固まりやすい胸椎〜腰椎の動きを取り戻します。  やり方:四つん這いになり、息を吐きながら背中を丸め、吸いながらお腹を落とす動作を繰り返す。 ③ 片膝立ちヒップフレクサーストレッチ(各30秒×2回)  目的:股関節前面(腸腰筋)を伸ばします。腸腰筋が硬いと腰が反りやすくなり、腰痛の一因になるためです。 ④ バードドッグ(左右各5回×2セット)  目的:体幹の安定筋(多裂筋・腹横筋)を低負荷で鍛えます。腰椎を安定させる筋肉を少しずつ強化することで、長期的な腰の重さ軽減につながります。  やり方:四つん這いから反対の腕と足を同時にゆっくり伸ばし、3秒キープして戻す。 ※上記は運動の一般的な知識に基づく提案です。痛みが出た場合はすぐに中止し、医師に相談してください。ChatGPTへの実際の入力をもとにした返答例(要約・編集済み)

このように「なぜこの動きが腰に効くか」という理由を求めると、AIは各種目に根拠を添えて返してきます。単に「腰のストレッチを教えて」より情報量が2〜3倍になり、「なんとなくやる」から「理解してやる」に変わります。理由がわかると継続率も上がりやすいため、理由を求める一文を末尾に加えるのはおすすめの習慣です。

応用プロンプト:目的別に深掘りする聞き方

基本プロンプトで土台のメニューを作ったあと、追加の一言で内容をどんどん調整できます。たとえば「もう少しだけ強度を上げたい」「このうちの○番が難しかったので代替を教えて」「これを4週間のプログラムにしてほしい」など、チャットを続けるだけで更新できます。以下は「仕事の休憩中に机でできるストレッチ」に特化した応用プロンプトです。自宅メニューとは別に持っておくと便利です。

コピペ用プロンプト②:仕事中・椅子に座ったままできるストレッチ版
仕事の合間(昼休みや1時間に1回程度)に、椅子に座ったままできるストレッチを教えてください。

【条件】
・場所:オフィス(他の人が近くにいる)
・時間:1〜3分以内で完結するもの
・目的:首・肩・目の疲れをその場でリセットしたい
・制約:立ち上がれないシーンもあるので、できれば座ったまま完結するもの中心で
・体の状態:首こりが強い(30代・男性・パソコン作業中心)

出力形式:
1. 種目名
2. やり方(3ステップ以内で簡潔に)
3. 所要時間
4. その種目で緩む主な筋肉や部位

リストで5種目ほどまとめてください。

体に問題がある人への「安全な聞き方」

膝痛・腰痛・高血圧・骨粗しょう症・術後のリハビリ中など、体に制約がある方がAIを使う場合、「避けるべき動き」を先に伝えることが重要です。たとえば「膝に人工関節が入っているため深いスクワットは禁止」「高血圧なので息を止めるような筋トレは避けたい」のように制約を明示すると、AIはその条件を回避したメニューを組みます。ただし、AIはあくまで情報提供であり診断や処方ではありません。出てきたメニューを「こんな内容で考えています」と担当医や理学療法士に見せて確認する使い方が最も安全です。AIが作った叩き台を専門家に見せることで、相談の時間も短縮できます。

体に制約がある人の使い方の原則

「避けるべき動き・使えない部位」をプロンプトに明記する→AIが出したメニューを医師・理学療法士に見せて確認する、という2ステップが安全な活用法。AIのメニューを叩き台にすることで、専門家との相談も効率化できる。

4週間プログラムに発展させる聞き方

「今日だけのメニュー」ではなく「習慣として続くプログラム」を作りたいときは、最初から週単位・月単位を指定します。AIは「第1週:体を動かすことに慣れる」「第2〜3週:少しずつ回数を増やす」「第4週:定着確認」のような段階的な構成を出してくれます。1週目の強度が低すぎると感じたら「1週目はもう少し強度を上げてください」と追加で送るだけで調整できます。また「週の途中で筋肉痛が出たときのリカバリー日のメニューも入れてほしい」と条件を足すと、より現実的なプログラムになります。毎日同じ動きで飽きないよう「AとBの2パターンを交互に」と指示する方法も有効です。

コピペ用プロンプト③:4週間プログラム版
下記の条件で4週間の自宅ストレッチ+軽い筋トレプログラムを作ってください。

【基本情報】
・35歳男性、運動歴なし、デスクワーク
・特に強い痛みや持病はなし
・目的:体幹を鍛えて姿勢をよくしたい、体を動かす習慣をつくりたい

【制約】
・1回20分以内
・週3日(月・水・金を想定)
・自宅・ヨガマットあり・ダンベルなし

【希望する構成】
・第1週は特に負荷を低く設定(慣らし期間)
・第2〜4週で段階的に回数または時間を増やす
・週の途中で体が重いときのための「5分リカバリーメニュー」も別途1つ用意してほしい

出力形式:週ごとにまとめ、各種目に「やり方・回数・注意点」を記載してください。

AIのツールごとの特徴と使い分け(目安)

ChatGPT・Claude・Geminiはいずれも運動メニュー作成に使えます。ただし返答のスタイルや詳細度はツールによって異なります。一般的な傾向として、ChatGPT(GPT-4以降)は構造的な箇条書きが得意で、表形式での出力を求めると見やすく整理してくれる場面が多いです。Claudeは文章の自然さに優れており、理由の説明が丁寧な印象を持つユーザーが多いです。Geminiは特にGoogle検索と連携している場合に最新情報を参照しやすい特徴があります。ただしこれらの差は日々変化するため「どれが絶対に優れている」とは言えません。まず使い慣れているツールで試し、「もっと箇条書きにして」「もう少し丁寧な説明で」と追加指示で調整する方が、ツールを乗り換えるより効率的です。

よくある失敗と直し方

AIで運動メニューを作るとき、初回に「なんか思ったより普通の内容だった」と感じることがあります。これは多くの場合プロンプトの情報不足が原因です。代表的な失敗パターンと直し方を整理します。

  • 【失敗①】「運動メニューを教えて」だけ送った → なぜ起きるか:条件が何もないのでAIは最大公約数の汎用メニューを出すしかない。直し方:年齢・目的・制約を1段落で追加して再送する
  • 【失敗②】「できるだけ効果的なメニューにして」と抽象的に要求した → なぜ起きるか:「効果的」の定義がAIには伝わらず、高負荷・高頻度のハードなメニューが返ってきがち。直し方:「1回15分以内・初心者でも無理なく続けられる強度」のように定量的な言葉に置き換える
  • 【失敗③】体の痛みを伝えなかった → なぜ起きるか:情報がないとAIは「健康な一般人」として回答する。直し方:「右膝に半月板の古い怪我がある」「慢性的な腰痛持ち」など体の状態を具体的に書く
  • 【失敗④】1回のプロンプトで完璧を求めた → なぜ起きるか:全条件を最初から伝えきれないことが多い。直し方:1回目の回答を見てから「この③番が難しいので代替を教えて」「1週目の強度をもう少し下げて」と追加で調整する。チャットは会話なので複数往復が前提
「ふつうすぎる回答」が返ってきたときの一言

「もう少し私の条件に合わせて絞り込んでください。特に○○(腰の重さ・仕事中の短時間)を最優先にしてメニューを再構成してほしい」と送るだけで、AIは再度考え直してくれる。失敗しても作り直しコストはゼロなので、遠慮なく何度でも送り直してよい。

出力を活用しやすい形にする「フォーマット指示」のコツ

AIの回答をそのまま使いやすくするには、プロンプトの末尾に「出力形式」を指定するのが効果的です。たとえば「表形式でまとめてください」と書くと種目名・時間・回数・注意点が横並びになり、スマホで見ながら実践しやすくなります。「各種目を番号つきのリストで」と指定すると手順が明確になります。「プリントして使いたいのでシンプルなテキストで」と書けば装飾なしの文字だけで返ってきます。また「各種目の後に1〜2行の空白を入れてください」のように見た目の指示も通ります。メニューを実践するときに見やすい形を先に決めてから依頼すると、コピーして別のメモアプリに貼り付けるだけで使えるシートが完成します。

フォーマット指示で実用性が大きく上がる

プロンプトの末尾に「表形式で」「番号つきリストで」「各種目に空行を入れて」などを1行追加するだけで、そのまま印刷・メモアプリ貼り付けできる実用的な形式で返ってくる。

継続のための「記録と振り返り」にAIを使う

メニューを作るだけでなく、実際にやってみた感想をAIに伝えて改善するサイクルを回すと、パーソナルトレーナーに近い体験になります。たとえば1週間やってみて「③のバードドッグがバランスを保てず10秒も難しい」「②は全然キツくなかった」と報告するだけで、AIは難しかった種目の簡単なバリエーションと、物足りなかった種目の強化版を提案してくれます。記録といっても複雑な数字は不要です。「できた・難しかった・簡単すぎた」の3択で各種目を評価する一文をまとめて送るだけで十分機能します。毎週末5分でこの振り返りを行うと、AIとのやりとりが積み重なり、自分だけのメニューが洗練されていきます。

よくある質問

  • Q. AIが提案した運動をやって怪我をした場合、誰の責任になりますか? A. AIの提案は情報提供であり、医療的な処方や指導ではありません。実施するかどうかの判断と責任はご自身にあります。体に不安がある場合は必ず医師・理学療法士に相談してから実施してください。AIの回答の末尾にも通常「痛みが出たら中止を」という注意書きが含まれます。
  • Q. 無料版のChatGPTでも使えますか? A. 運動メニュー作成の用途であれば無料プランでも十分機能します。ただし無料版は一度に扱える文章量や応答速度に制限がある場合があります(ツール・時期により異なります)。長期プログラムを複数回にわたって相談したい場合は有料プランが快適です。
  • Q. 毎回長いプロンプトを書くのが面倒です。楽にする方法はありますか? A. 一度作ったプロンプトをメモアプリ(スマホのメモ・Notionなど)に保存しておき、次回から貼り付けて一部だけ書き換える方法が最も簡単です。また「前回と同じ条件で今週のメニューをアップデートして」とチャットの同じスレッドで続けると、AIは前の条件を参照してくれるため最初から書き直す必要がありません(ツールにより会話履歴の保持方法は異なります)。

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