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AIで作る!店舗SNS投稿1週間分の具体的なつくり方

#SNS運用#ChatGPT活用#中小企業#店舗経営#プロンプト
AIのトリセツ仕事で使う
この記事の要点
  • 1.AIへの指示(プロンプト)に「店舗情報・投稿目的・トーン・曜日ごとのテーマ」を盛り込むと、1週間分の投稿を一気に生成できる
  • 2.生成した文章はそのまま使わず「事実確認・口調の微調整・ハッシュタグの手動追加」の3点を必ず整える
  • 3.「長すぎる」「他人事っぽい」「毎回同じ書き出し」の3大失敗は、プロンプトに一言追加するだけで防げる

この記事を読み終えると、あなたはChatGPTやClaudeなどの生成AIを使って、自分の店舗のInstagram・X(旧Twitter)・Facebookに投稿する文章を、月曜から日曜まで7日分まとめて下書きできるようになります。必要な時間は最初の設定込みで30〜40分が目安。慣れれば毎週15分以下になります。SNS運用に割く時間を大幅に減らしつつ、「投稿を絶やさない」という最大の課題を解決することがゴールです。

ただし「AIに任せれば全部終わり」ではありません。AIが出力した文章は「8割完成の下書き」と考えてください。残り2割——事実の確認、自分の店らしい言葉への微調整、ハッシュタグの選定——は人間がやります。この記事では、その2割をどこに・どう手を入れるかまで具体的に説明します。

なぜAIでSNS投稿を作ると時間が減るのか

SNS投稿で時間がかかる工程は大きく3つあります。①「何を書くか」のテーマ出し、②「どう書くか」の文章化、③「短くまとめる」の字数調整です。この3つのうち、AIは②と③を瞬時に処理します。さらに①も「7日分のテーマ候補を出して」と指示すればアイデアを一覧で出してくれます。人間がやるべきことは「正しいか確認して、自分の言葉に直す」だけになる、というのが時間短縮の仕組みです。感覚的に言えば、1投稿あたり20〜30分かかっていた作業が、確認・修正込みで5〜7分に収まるイメージです。

まず「店舗プロフィールシート」を作る(下準備5分)

AIに毎回「うちの店はカフェで、築40年の古民家を改装して…」と説明するのは非効率です。事前に「店舗プロフィールシート」をテキストでまとめておき、毎回のプロンプトの冒頭に貼り付けるだけで使えるようにします。これをやるだけで、AIが出す文章のブレが格段に小さくなります。以下の項目を自分の店に合わせて埋めてください。所要時間は5分以下です。

  • 店名・業種・所在地(例:「珈琲と日替わりランチの古民家カフェ『凪』、東京都世田谷区」)
  • ターゲット客層(例:「30〜50代の女性、近隣在住・在勤のリピーター中心」)
  • SNSのトーン(例:「丁寧だけど堅くない。友達に話しかけるような口調。絵文字は1投稿1〜2個まで」)
  • 絶対に使わない言葉・NGワード(例:「『激安』『最強』などの煽り言葉はNG」)
  • 投稿するSNSと文字数制限(例:「Instagram本文は300字以内、Xは140字以内」)

1週間分を一気に生成するプロンプトの組み立て方

1週間分を一度に出力させるには、AIへの指示(プロンプト)に「①誰の店か」「②何日分・どの曜日か」「③曜日ごとのテーマ」「④投稿するSNSと字数」「⑤トーン」の5要素を含めます。この5要素が揃うと、AIは各投稿に一貫性を持たせながら内容を変えてくれます。逆に5要素が抜けると、7日間全部「本日のおすすめ〜」で始まる似た投稿が並ぶ、よくある失敗につながります。

コピペ用プロンプト①:1週間分のInstagram投稿を一括生成
あなたはSNSコピーライターです。以下の店舗情報をもとに、月曜〜日曜の7日分のInstagram投稿文を作ってください。

【店舗情報】
・店名:珈琲と日替わりランチの古民家カフェ「凪」
・所在地:東京都世田谷区
・ターゲット:30〜50代の女性、近隣のリピーター
・トーン:丁寧だけど親しみやすい。友達に話しかける感じ。絵文字は各投稿1〜2個まで。
・NG:煽り言葉、過度な誇張

【各曜日のテーマ】
月曜:週はじめの挨拶+今週のおすすめメニュー紹介
火曜:食材・産地へのこだわりを伝える
水曜:お客様が過ごす空間・雰囲気の紹介
木曜:スタッフのひとこと(日常のエピソード)
金曜:週末に来てほしいという気持ちを込めた一言
土曜:週替わりランチの紹介(具体的なメニュー名は「〇〇」と入れてください)
日曜:感謝のメッセージ+翌週への期待感

【条件】
・各投稿は200〜280字以内
・ハッシュタグは各投稿の末尾に5個(#世田谷カフェ を必ず含める)
・各投稿の書き出しの言葉がすべて異なるようにする

土曜のメニュー名:「鶏と根菜のごま味噌煮定食」

実際のやり取り例:入力からAI返答まで(場面設定付き)

上のプロンプトをChatGPTに貼り付けて送信した場合、AIはどんな文章を返すのかを見てみましょう。場面設定は「世田谷の古民家カフェ凪の店主が、月曜日の朝に1週間分の投稿を作る」です。以下は月曜分と土曜分の返答例を抜粋したものです。実際のツールのバージョンや設定によって文体が変わることがありますが、構造はこのようなイメージになります。

【月曜日】 新しい一週間がはじまりましたね。凪も今日から元気に営業中です☕ 今週のおすすめは、旬の根菜をたっぷり使ったスープとともに楽しめる「季節のプレートランチ」。やさしい味わいで、週はじめの体にそっと寄り添います。ご予約なしでもどうぞ、ふらっとお立ち寄りください。 #世田谷カフェ #古民家カフェ #ランチ世田谷 #週替わりランチ #カフェ巡り 【土曜日】 今週の週替わりランチは「鶏と根菜のごま味噌煮定食」です🍱 ごま味噌のコクと、じっくり煮込んだ根菜の甘みが絶妙にからみあう一皿。土曜日のお昼に、ゆっくり味わいに来ませんか。数量限定のため、売り切れ次第終了となります。お早めにどうぞ。 #世田谷カフェ #週替わりランチ #ごま味噌 #古民家カフェ #世田谷ランチChatGPTへの上記プロンプト入力に基づく返答イメージ

返答例を見てわかるように、AIは指定した字数・書き出しのバリエーション・ハッシュタグの条件をきちんと守って出力しています。ここで確認するべきポイントは「事実として正しいか」です。たとえば「数量限定」という言葉が自動で入っていますが、実際に限定ではない場合は削除します。AIは「それらしい飲食店の言葉」を補完する性質があるので、書いていない事実が加わることがあります。必ず読み直してください。

業種別:テーマ設定の参考リスト

カフェ以外の業種でも同じ手順が使えます。ポイントは「曜日ごとのテーマ」を業種に合わせて変えることです。テーマが具体的であればあるほど、AIが出す投稿の内容に差が生まれ、フォロワーが毎日見ても飽きない投稿になります。以下に業種別のテーマ例を挙げます。自分の業種に近いものを参考にして、プロンプトに貼り付けてください。

  • 美容室:月=今月のおすすめスタイル紹介、水=ヘアケアのワンポイントアドバイス、金=週末予約の空き状況の告知
  • 整体・接骨院:月=今週気をつけてほしい体のこと、水=セルフケア方法の紹介、土=スタッフ紹介
  • 飲食店(居酒屋):火=仕入れた食材の紹介、木=本日の限定メニュー、土=週末のおすすめドリンク
  • ネイルサロン:月=今月の人気デザイン紹介、木=お客様の声(許可を得たもの)、日=翌週の予約受付のお知らせ
  • 雑貨・アパレル小売:火=新入荷商品の紹介、金=スタッフのコーディネート例、日=週末セールや特典の告知

応用:1投稿だけ詳しく作り直したいときのプロンプト

1週間分を一括生成した後、「木曜のスタッフエピソードだけもっと温かみを出したい」「土曜のランチ投稿にもう少し食欲をそそる描写を加えたい」という場面が出てきます。そのときは一括生成のプロンプトを使い回すのではなく、1投稿を専用のプロンプトで精度高く作り直す方が早いです。以下のプロンプトを使ってください。「一括生成で出てきた下書き」をコピーして貼り付けるのがポイントです。

コピペ用プロンプト②:1投稿を深掘りして作り直す
以下のInstagram投稿の下書きを、条件に従って書き直してください。

【下書き(AIが生成したもの)】
(ここに一括生成で出てきた投稿文を貼り付ける)

【書き直しの条件】
・文体はそのまま維持する
・スタッフのエピソードをもっと具体的に入れる(例:「今日、常連の田中さんが10年ぶりに来てくれた」のような実話ベースのメモを渡すので、それを自然な文章にする)
・実話メモ:「今朝、近所のおばあちゃんが孫と一緒に初めて来てくれて、ランチを食べながら昔の世田谷の話をしてくれた」
・字数は220〜260字以内
・ハッシュタグは変えなくてよい
・書き出しは「今日のこと、少しだけ聞いてください。」にする
「実話メモ」を渡すのが品質を上げる最大のコツ

AIは「それらしい話」は作れますが、「実際にあった話」は知りません。店で起きた小さなエピソードを20〜50字のメモとしてプロンプトに加えるだけで、投稿の「本物らしさ」が一気に上がります。SNSで反応を得やすいのは数字や情報より「人間のリアルな一場面」です。

生成後の「3点チェック」を必ず行う

AIが出した文章をそのままコピーして投稿するのは、どの業種・どのAIツールを使う場合でも推奨できません。理由は3つあります。第一に、AIは存在しない事実を補完することがあります(前述の「数量限定」のような例)。第二に、価格・営業時間・メニュー名など変動する情報が古いまま、または架空のまま入ることがあります。第三に、文体がやや「マニュアル的」になりやすく、あなたの店の個性が消えることがあります。以下の3点を投稿前に必ず確認してください。

  • 事実確認:価格・営業日・メニュー名・スタッフ名など、変動する具体的な情報が正確かチェックする
  • 口調の確認:「〜でございます」のような堅い言い回しや、逆に「〜だよ!」など自店には合わないくだけた表現が混じっていないかを確認し、自分らしい言葉に直す
  • ハッシュタグの確認:AIが生成したハッシュタグのうち、実在して自店と関連性があるものを選ぶ。造語や検索ボリュームが極端に少ないタグは手動で差し替える
確認にかかる時間の目安は1投稿あたり2〜3分

7日分の確認で合計15〜20分です。一から文章を書く時間(目安:1投稿20〜30分×7日=約150〜200分)と比べると、総作業時間を大幅に削減できます。完璧を求めて何度もAIに修正させるより、AIに8割作らせて自分で2割直す方が圧倒的に速い、というのが実際の使い方の感覚です。

ツール選び:ChatGPT・Claude・Geminiの使い分け目安

どのAIツールを使っても上記の手順は基本的に同じです。ただし各ツールに異なる特徴があります。ツールの仕様は頻繁に更新されるため断定はできませんが、現時点でよく言われる傾向として参考程度に紹介します。ChatGPTは指示への従順さが高く、プロンプトで細かく条件を指定したときに条件を守って出力する安定感があります。Claudeは文章の自然さや「読み心地」を重視した出力が得意とされており、特に感情に寄り添う文体が必要な場面で試す価値があります。Geminiは他のGoogleサービスとの連携を前提とした使い方で便利な場面があります。いずれも無料プランで本記事の手順は実行できます(1回のプロンプトで生成できる文字数などはプランやツールにより異なります)。

よくある失敗と直し方

AIでSNS投稿を作り始めた人が高確率でぶつかる失敗が3つあります。それぞれ「なぜ起きるか」と「どう直すか」をセットで解説します。

  • 【失敗1】7投稿の書き出しが全部「〜してみませんか?」など同じパターンになる/なぜ:AIは「それらしい飲食店の書き出し」を学習しており、指定がなければ同じパターンに収束しやすい/直し方:プロンプトに「各投稿の書き出しの言葉がすべて異なること」と明示する。さらに「1つ目は疑問形、2つ目は季節の描写から始める、3つ目は数字から始める」のように形式を指定すると確実
  • 【失敗2】文章が長すぎてInstagramの「もっと見る」の折りたたみ位置より後ろに重要情報が入る/なぜ:字数の上限を指定しなかった、または「200字以内」と指定しても改行が多く実際の視認文字数が増える/直し方:プロンプトに「ハッシュタグ除き本文は200字以内」と明記する。生成後に自分でカウントして超えていたら「以下の投稿を180〜200字に短縮してください、削る優先順位は低い情報から」と再指示する
  • 【失敗3】「数量限定」「大人気」「今だけ」など店が言っていない誇張ワードが混入する/なぜ:AIはマーケティング文章を大量に学習しており、反応を得やすい言葉を自動で補完する性質がある/直し方:プロンプトの冒頭に「以下の言葉は使わないこと:数量限定、大人気、今だけ、特別価格、激安」のようにNGワードを列挙して渡す
失敗の9割はプロンプトへの「禁止条件」の書き忘れから起きる

「〇〇してほしい」という指示だけでなく「〇〇はしないで」という禁止条件を同時に入れることが、AIへの指示の質を上げる最短ルートです。投稿を何週分か作ってみて「毎回こういう言葉が邪魔だ」と感じたら、その言葉をNGリストに追加していくと、数週間後には自分の店専用のプロンプトが完成します。

週次ルーティンとして定着させる3ステップ

この仕組みを「毎週月曜30分のルーティン」として定着させるには、作業をステップに分けて習慣化するのが確実です。最初の1〜2週間は試行錯誤の時間がかかりますが、自分の店に合ったプロンプトが固まれば、3週目以降は反復作業になります。以下が推奨する週次フローです。

  • ステップ1(5分):今週の「実ネタ」をメモする。今週入ってくる新メニュー・イベント・仕入れの変化・スタッフのエピソードなど、実際にあることを箇条書きでまとめる。これがAIへの「実話メモ」になる
  • ステップ2(15分):プロンプトに店舗プロフィールシート+今週の実ネタ+曜日テーマを貼り付けてAIに一括生成させる。出てきた7投稿をテキストファイルやメモアプリにコピーして保存する
  • ステップ3(10〜15分):3点チェック(事実確認・口調・ハッシュタグ)を行い、修正する。修正後、各SNSのスケジュール投稿機能(InstagramのMetaビジネス管理ツール等)またはBufferやLaterなどの予約投稿ツールに登録する
コピペ用プロンプト③:投稿をX(140字以内)に短縮する
以下のInstagram投稿文を、X(旧Twitter)用に140字以内に短縮してください。
短縮のルール:
・最も伝えたい一文を残す
・ハッシュタグは3個以内に絞る(元の投稿のハッシュタグの中から選ぶ)
・「…」や「詳しくはプロフへ」は使わない
・口調はそのまま維持する

【元のInstagram投稿】
(ここに投稿文を貼り付ける)
1つのプロンプトで複数SNS対応に展開できる

Instagram用に作った投稿をX用・Facebook用に変換する作業もAIに任せられます。上のプロンプト③のように「元の投稿を渡して別のSNS用に変換して」と指示するだけです。Instagram・X・Facebookの3媒体を運用している場合、最初から3つ別々に作るより「Instagramで作って→変換」の流れの方が時間と一貫性の両方を確保できます。

よくある質問(Q&A)

Q1:AIが作った文章をそのまま投稿してもSNSのアルゴリズムに不利になりませんか? A:現時点で、InstagramやXがAI生成文章を検出して表示回数を下げるという公式発表はされていません。ただし、「本物らしさ(オリジナリティ)」がエンゲージメント(いいねや保存)に影響するのは確かです。AIが作った文章に実際のエピソードや具体的な情報を加えて「あなたの店の言葉」に仕上げることで、フォロワーが反応しやすい投稿になります。アルゴリズムより先に「読んだ人が反応するか」を基準にするのが実用的な考え方です。

Q2:無料版のAIツールで1週間分を一度に生成できますか? A:ツールによって1回のやり取りで処理できる文字数(コンテキスト長)が異なります。7投稿分のプロンプトと出力が合計で長い場合、無料版では途中で打ち切られることがあります。その場合は「月〜木の4日分」と「金〜日の3日分」に分けて2回に分けて指示すれば解決します。有料プランへのアップグレードが必要かは、実際に試してから判断してください。

Q3:毎週同じプロンプトを使っていると、投稿がマンネリになりませんか? A:なります。防ぐ方法は2つです。①プロンプトに「先週と異なる切り口で書くこと」と毎回明記する(ただしAIは前回の会話を基本的に覚えていないため、「先週との差」を比較して判断できない点に注意)。②月に1回、曜日テーマを見直してローテーションする。例えば「スタッフエピソード」を「お客様の声」に変えるだけで投稿の雰囲気が変わります。季節ごとにテーマを丸ごと入れ替えるのも効果的です。

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