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使い方・ハウツー·

ChatGPTを日本語で使う方法と毎回きれいな日本語で答えてもらう設定術

#ChatGPT#日本語設定#プロンプト#初心者向け
AIのトリセツ使い方・ハウツー
この記事の要点
  • 1.ChatGPTは日本語で話しかけるだけで日本語返答になるが、設定を整えると精度・安定感が格段に上がる
  • 2.「カスタム指示」に一度セットするだけで、毎回のプロンプトを省略でき、常に自然な日本語で答えてもらえる
  • 3.よくある失敗(英語混じり・硬い文体・長すぎる返答)は原因と直し方を知れば3分以内に解決できる

この記事を読み終えると、ChatGPTを「日本語で話しかける→自然な日本語で返ってくる」という状態に安定して持ち込めるようになります。具体的には、①日本語で入力するだけでは不十分な理由、②一度設定すれば毎回自動で日本語になる「カスタム指示」の入れ方、③文体・文字数・丁寧さを自分好みにチューニングするプロンプトの実物、この3つを手順つきで身につけられます。

「日本語で打てば日本語で返ってくるんじゃないの?」と思っている方は半分正解です。ChatGPTは確かに日本語の入力に日本語で反応しますが、何も設定しないと英単語が混ざったり、カタカナ専門用語が頻発したり、回答が長すぎて要点が見えにくくなったりします。これはAIの「癖」であり、適切な指示を出せば簡単に修正できます。設定に5分かけるだけで、使い勝手が別物になります。

まず知っておく:ChatGPTが日本語を返す仕組み

ChatGPTは「入力された言語に合わせて出力言語を選ぶ」という基本動作を持っています。日本語で質問すれば日本語で答え、英語で質問すれば英語で答えるのが標準的な挙動です。ただし、この判断はあくまでAIの推測であって設定ではありません。たとえば「AIとは何か」と日本語で聞いた場合でも、英語の資料をベースに学習したトピックの場合は英単語や英文が混入することがあります。仕組みを理解すると「なぜ指示が必要か」が腑に落ちます。AIは命令に従う機械ではなく、確率で次の単語を選ぶ仕組みです。だからこそ「必ず日本語で」と明示することが、安定した日本語出力の最短ルートになります。

ステップ1:ChatGPTにアカウントを作って日本語で始める

ChatGPTはchat.openai.comにアクセスし、メールアドレスまたはGoogleアカウントで無料登録できます。登録後にログインすると「New chat」ボタンが左上にあり、クリックすると新しい会話が始まります。入力欄は画面中央下部の「Message ChatGPT」と書かれたテキストボックスです。ここに日本語で入力してEnterキーを押すだけで、最初の返答が得られます。アプリはiOS・Androidともに「ChatGPT」で検索すると公式アプリが出てきます。インターフェースの言語自体(メニューの表示言語)は英語のままでも使用に問題ありません。日本語の返答はあくまで「会話の中の言語」の話であり、画面の表示言語とは独立しています。

  • PCの場合:chat.openai.com → 「Sign up」→ メールまたはGoogleで登録 → ログイン後「New chat」をクリック
  • スマホの場合:App Store / Google Playで「ChatGPT」を検索 → OpenAI公式アプリをインストール → ログイン
  • 入力欄に日本語を打ってEnterで送信。Shift+Enterで改行できる
  • 無料プランでも日本語での利用は全機能が使える(返答速度やモデルの種類に制限がある場合あり)

ステップ2:最もシンプルな日本語指示の入れ方

最も手軽な方法は、毎回の質問の冒頭または末尾に「日本語で答えてください」と一行添えることです。たった8文字追加するだけで、英語混じりの返答がほぼ解消されます。さらに「敬語を使わずに教えてください」「箇条書きでまとめてください」などを組み合わせると、文体や形式まで制御できます。ただしこの方法は「毎回手動で追加する必要がある」という欠点があります。毎日ChatGPTを使うなら、次のステップで紹介するカスタム指示の設定をおすすめします。まずはこのシンプルな方法から試して、AIとの基本的なやり取りの感覚をつかんでください。

コピペできる指示例①:基本の日本語指示付き質問テンプレート
以下の質問に日本語で答えてください。専門用語は使う前に一言で説明してください。

質問:[ここに自分の質問を入れる]

回答は400字以内にまとめてください。

ステップ3:カスタム指示の設定(一度入れれば毎回有効)

「カスタム指示(Custom Instructions)」は、ChatGPTに対して「毎回の会話に自動で適用されるルール」を登録できる機能です。一度設定すれば、新しいチャットを始めるたびに「日本語で」「丁寧に」などと書かなくて済みます。設定場所はPC版の場合、画面左下の自分のアカウント名をクリック→「Customize ChatGPT」(またはツールにより「カスタム指示」)を選択します。スマホ版では、画面右上のメニュー→「設定」→「カスタム指示」の順に進みます。設定画面には2つのテキストボックスがあります。上の欄は「あなた自身についての情報(ChatGPTに知っておいてほしいこと)」、下の欄は「ChatGPTにどのように答えてほしいか」の指示を入れる場所です。

ここがポイント

カスタム指示の「下の欄」に日本語設定を入れるのが正解。「上の欄」は自己紹介、「下の欄」は返答スタイルの指定場所。間違えると設定が機能しないので注意。

コピペできる指示例②:カスタム指示の下欄にそのまま貼れる設定文
以下のルールに従って毎回返答してください。

1. 返答は必ず自然な日本語で書くこと。英単語・英文を混ぜない。
2. 専門用語を使う場合は、直後にかっこで一言の日本語説明を入れること。例:「API(外部サービスをつなぐ仕組み)」
3. 文体は「です・ます調」に統一すること。
4. 回答は基本的に500字以内にまとめること。長くなる場合は冒頭に3行の要点まとめを入れること。
5. 箇条書きを適切に使い、読みやすく整理すること。
6. 曖昧な点や不確かな情報は「確認が必要ですが」と断ってから書くこと。

ステップ4:用途別にプロンプトをカスタマイズする

カスタム指示は「全会話への共通設定」ですが、用途によって個別のチャットでさらに細かく調整することもできます。たとえば、ビジネスメールの下書き依頼なら「丁寧な敬語」「200字以内」、ブログ記事の執筆補助なら「話し言葉に近い自然な文体」「見出しあり」など、シーンに応じて追加指示を出します。「一度聞いて、返答が気に入らなければ修正指示を出す」という2段階のやり取りが最も効率的です。完璧なプロンプトを一発で作ろうとせず、まず出力を見てから「もう少し短く」「もっとカジュアルに」と追加指示を重ねる方が、結果的に早く望む形に近づきます。

実際のやり取り例:ビジネスメールを日本語で作成する場面

具体的な場面を設定して、入力から返答までの流れを確認しましょう。場面:取引先への納期延期のお詫びメールを、一から考えるのが大変なのでChatGPTに下書きを頼む、という状況です。以下の入力を送ると、どのような返答が来るかを見てみます。

実際に入力する文(コピペ可)
取引先の田中商事・鈴木様へ、部品調達の遅れにより納期を2週間延期したいとお詫びするビジネスメールを書いてください。
条件:
- 丁寧な敬語
- 200字前後
- 件名も含める
- 日本語のみで書くこと
件名:納期延期のお詫びとご連絡 田中商事 鈴木様 いつも大変お世話になっております。 この度、部品調達の遅れにより、誠に勝手ながら納期を当初のご予定より2週間延期させていただきたく、ご連絡申し上げます。 ご迷惑をおかけいたしますことを、深くお詫び申し上げます。何卒ご理解いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○○株式会社 担当:△△ChatGPTの返答例(実際の返答は毎回異なります)

このように「条件」を箇条書きで明示することで、文字数・文体・言語・含める要素をすべてコントロールできます。もし返ってきた文章が長すぎた場合は「100字に短くしてください」、硬すぎた場合は「もう少しやわらかい表現にしてください」と続けて送るだけで調整できます。一発で完璧を目指さず、2〜3回のやり取りで仕上げるのが現実的なワークフローです。

文体・丁寧さ・文字数を細かくコントロールするコツ

「自然な日本語で」と言っても、自然の定義は人によって違います。ChatGPTへの指示では、なるべく数値や対比で文体を指定すると精度が上がります。たとえば「です・ます調」「だ・である調」「話し言葉(口語)」という表現は効果的です。文字数は「200字以内」「300〜400字」のように範囲で指定すると、短すぎも長すぎも防げます。丁寧さのレベルは「友人に話すようなカジュアルな文体」「上司への報告書レベルの丁寧さ」など、具体的な場面を引き合いに出すと伝わりやすいです。逆に「わかりやすく」「自然に」だけでは指示が曖昧すぎて、毎回バラバラな結果になります。

  • 文体:「です・ます調」「だ・である調」「口語(話し言葉)」のいずれかを明示する
  • 文字数:「200字以内」「300〜400字程度」と範囲で指定する
  • 丁寧さ:「友人へのLINE感覚」「ビジネスメール標準」「上司への敬語」など場面で例示する
  • 構成:「箇条書き」「見出しあり」「段落なし で流す」など形式を明確に伝える
  • 専門用語:「専門用語は使わない」または「使う場合は直後に説明を入れる」と指定する

よくある失敗と直し方

日本語でChatGPTを使い始めると、いくつか決まったパターンの失敗に当たります。原因と対処をセットで覚えておくと、問題が起きたときに3分以内に解決できます。

  • 【失敗①】英単語が混じって返ってくる → 原因:日本語指定をしていないか、専門分野の質問をした → 直し方:質問の末尾に「英単語を一切使わず、すべて日本語で書いてください」と追加する
  • 【失敗②】返答が長すぎて要点がわからない → 原因:文字数制限を指定していない → 直し方:「300字以内で」「冒頭3行で要点をまとめてから詳細を書いて」と追加指示を出す
  • 【失敗③】硬すぎる・お役所文書みたいな文体になる → 原因:デフォルトのChatGPTは丁寧な文体を好む傾向がある → 直し方:「もう少しやわらかく、普通の話し言葉に近い文体で書き直してください」と送る
  • 【失敗④】毎回文体がバラバラで統一感がない → 原因:カスタム指示を設定していない → 直し方:ステップ3のカスタム指示を設定する。設定後も新しいチャットを開いて確認する(既存チャットには反映されない場合あり)
  • 【失敗⑤】カスタム指示を入れたのに効いていない → 原因:古いチャットを使っている、またはカスタム指示の「上の欄」に入れてしまっている → 直し方:「新しいチャット」を開いて試す。設定の「下の欄」にルールを入れているか再確認する
ここがポイント

カスタム指示は「新しいチャット」にのみ適用される。古い会話には遡って反映されない。設定直後は必ず「New chat」を開いてテストすること。

応用:毎回使えるシーン別プロンプト集

基本設定ができたら、よく使うシーンごとに自分のプロンプトのひな型を持っておくと作業効率が上がります。以下の例はそのままコピーして使えます。用途に合わせて角かっこ内の部分だけ書き換えてください。ひな型をメモ帳やNotionに保存しておき、毎回貼り付けるだけにすると、プロンプトを考える時間ゼロで作業を始められます。

コピペできる指示例③:シーン別ひな型(3パターンセット)
【パターンA:調べ物・要約】
以下のテーマについて、日本語で簡潔に説明してください。
テーマ:[テーマを入力]
・専門用語は使わない、または使う場合は直後にかっこで説明する
・箇条書きで3〜5項目にまとめる
・全体200字以内

---

【パターンB:文章の校正・リライト】
以下の文章を自然な日本語に書き直してください。
[元の文章を貼り付ける]
・文体はです・ます調
・元の意味を変えない
・誤字脱字があれば修正する

---

【パターンC:アイデア出し】
以下のテーマについて、アイデアを日本語で10個出してください。
テーマ:[テーマを入力]
・各アイデアは1〜2文で説明する
・実際にすぐ試せる現実的なものを優先する

ChatGPT・Claude・Geminiの日本語対応の違い(参考情報)

主要なAIチャットツールの日本語対応については、いずれも基本的な日本語入力・日本語出力に対応しています。ただし文体の自然さや専門用語の扱い方はツールによって異なる傾向があります。具体的なスコアや性能の優劣は常に変動しており、特定の数値を断定することは適切でないため、ここでは確認できる違いを紹介するにとどめます。ChatGPTはカスタム指示の機能があり、本記事の設定がそのまま使えます。ClaudeはAnthropicが開発し、長文の処理や丁寧な日本語が得意とユーザーから評価されることが多いです。GeminiはGoogleが開発し、GoogleドキュメントやGmailとの連携が強みです。どれが最適かは用途次第であり、まず本記事の設定でChatGPTを使いこなすことを先に固めるのがおすすめです。

ここがポイント

ツールを渡り歩くより「1つを深く使いこなす」方が生産性は上がる。まずChatGPTのカスタム指示を完全に設定し切ってから、他ツールと比較するのが効率的。

設定後の確認チェックリスト

カスタム指示を入れ終わったら、次の5項目を実際にテストして確認してください。全部クリアできれば、あとは毎日使うだけで自然とChatGPTへの指示が上手くなっていきます。特に「英単語が混じらないか」と「文字数の制御が効いているか」の2点は、最初にかならず試しておく価値があります。

  • 「New chat」を開いてテスト質問を送り、英単語が混じらないことを確認する
  • 「300字以内で教えてください」と追加したとき、実際に300字前後に収まることを確認する
  • 「です・ます調で」と指定したとき、返答全体が統一された文体になっていることを確認する
  • カスタム指示を変更した後は、必ず新しいチャットを開いて再テストする
  • 気に入らない返答には「〜の部分をもっと短く」「〜の言い回しをやわらかくして」と追加指示で修正できることを体験する
ここがポイント

ChatGPTとのやり取りは「一発勝負」ではない。返答が気に入らなければ追加指示を出す、という「対話型の修正」こそが最も効率的な使い方。完璧なプロンプトを書こうと悩む時間より、まず出してみて直す方が3倍速い。

よくある質問

Q1. カスタム指示を設定したのに、相変わらず英語が混じります。どうすればいいですか? A. まず「新しいチャット(New chat)」を開いてから試してください。カスタム指示は既存の会話には遡って適用されません。それでも英語が混じる場合、カスタム指示の「下の欄」に「英単語・英文字を一切使わず、すべて日本語のひらがな・カタカナ・漢字で書くこと」という一文を追加してみてください。より強い表現で制約をかけることで、ほぼ解消されます。

Q2. 無料プランでもカスタム指示は使えますか? A. 無料プランでもカスタム指示は利用できます(ただしツールの仕様は変更されることがあるため、最新状況はOpenAIの公式サイトでご確認ください)。無料プランでも日本語のやり取り自体に制限はなく、本記事で紹介した設定はすべて実践できます。

Q3. スマホのChatGPTアプリでも同じ設定ができますか? A. はい、できます。アプリ版の場合、右上のメニュー(三本線またはアカウントアイコン)→「設定」→「カスタム指示」から同じ設定が可能です。PCとスマホでアカウントが共通のため、どちらかで設定すれば両方に反映されます。音声入力を使って日本語を話しかけても、カスタム指示は有効に機能します。

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