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ホームページを作ったのに問い合わせが来ない原因5つと、どこから直すかを決める手順

#ホームページ改善#集客#中小企業#ChatGPT活用#Webマーケティング
AIのトリセツ仕事で使う
この記事の要点
  • 1.問い合わせゼロの原因は「そもそも見られていない/信頼されていない/行動しにくい/価値が伝わらない/表示が遅い」の5つに分類できる
  • 2.まずGoogleサーチコンソールとアナリティクスの数字を3つ確認するだけで、どの原因が濃いか30分で絞り込める
  • 3.原因が特定できたらAIに「修正文を書かせる」プロンプトをそのままコピペして使えば、今日中に改善を始められる

この記事を読み終えると、「なぜ問い合わせが来ないのか」を感覚ではなくデータで特定し、どの原因を最初に直せばいいかを自分で判断できるようになります。さらに、修正文の作成をAIに任せる具体的なプロンプトを持ち帰れるので、記事を読んだその日からサイトに手を入れられます。専門的なツールを買う必要はありません。無料のGoogleツールとChatGPT(または類似のAI)があれば十分です。

「ホームページを作れば問い合わせが来る」と思っていたのに、アクセスも反応もゼロ——この状況に陥っている中小企業や個人事業主は少なくありません。問題は「サイトが存在する」ことと「サイトが機能する」ことはまったく別だという点です。原因を一つひとつ潰すための手順を、順番通りに進めてください。

まず「診断」から始める——感覚で直してはいけない理由

原因を確認せずにデザインを変えたり文章を書き直したりすると、問題のない場所に時間を使って本当の原因を放置するリスクがあります。たとえば「デザインが古いから問い合わせが来ない」と思い込んでリニューアルしても、そもそも月間訪問者数が10人しかいなければ効果はほぼゼロです。逆に、1000人来ているのに問い合わせがゼロなら、デザインや文章の問題が濃厚です。診断の順番は必ず「集客→信頼→導線→提案→速度」です。この順番には理由があります。上流(集客)の問題を解決しないと、下流(導線・提案)を直しても効果が出ないからです。

診断に使う3つの数字——まずここを確認する

Googleアナリティクス(GA4)とGoogleサーチコンソールを使います。どちらも無料で、サイトに埋め込むコードを一度設定すれば使えます。まだ設定していない場合は先に設定してから戻ってきてください(設定自体は30分程度でできます)。確認する数字は次の3つだけです。この3つで原因の大枠が判断できます。

  • 月間セッション数(訪問者数の目安):GA4の「レポート→集客→概要」で確認。100未満なら集客が原因の可能性が高い
  • 直帰率またはエンゲージメント率:GA4で「エンゲージメントのあったセッションの割合」が30%未満なら、ページに来てもすぐ離れている。信頼・速度・提案の問題
  • 表示回数とクリック率:サーチコンソールの「検索パフォーマンス」で確認。表示回数が多くてクリック率が2%未満なら、タイトルや説明文の問題
診断の基本ルール

「月間セッション数100未満」なら原因①集客を最優先に直す。「100以上あるのに問い合わせゼロ」なら原因②〜⑤を順番に確認する。この分岐だけで作業の優先順位が決まります。

原因① そもそも検索で見つからない(集客の問題)

月間セッション数が100未満のサイトは、検索エンジンにほぼ存在しないのと同じ状態です。原因は主に二つ。一つは「Googleに登録されていない」、もう一つは「検索されているキーワードで上位に出ていない」です。前者はGoogleサーチコンソールで「URLを検索」して「インデックス登録をリクエスト」するだけで解決できます。後者は、ページのタイトルタグや本文中に、お客さんが実際に検索しそうな言葉が入っていないケースがほとんどです。たとえば「当社のサービスについて」というページタイトルでは誰も検索しません。「横浜市 外壁塗装 費用 相場」のように、地名+サービス+疑問の組み合わせを入れることで、実際の検索に引っかかりやすくなります。AIを使ってキーワード候補を洗い出すプロンプトを以下に用意しました。

キーワード候補を洗い出すプロンプト(コピペして使用)
私は【業種:例「横浜市の外壁塗装会社」】を経営しています。
ターゲット顧客は【例「築10年以上の一戸建て持ち主・40〜60代」】です。

このターゲットが、私のサービスを探すときにGoogleで実際に入力しそうな検索キーワードを20個挙げてください。
条件:
・地名+サービス名の組み合わせを必ず含める
・「費用」「方法」「おすすめ」「比較」「失敗しない」などの疑問型・比較型キーワードも含める
・競合大手が狙いにくいニッチなキーワードも3〜5個提案する
・各キーワードに「このキーワードでどんな悩みを持つ人が検索するか」を1行で添える

原因② 来ても信頼されない(信頼性の問題)

セッション数が一定数あるのに問い合わせがゼロの場合、「来たけど頼む気になれなかった」が原因です。初めて訪問したユーザーがサイトに対して感じる不安は具体的で、「この会社は実在するのか」「素人ではないか」「ほかの人は使っているのか」の3点に集約されます。これらを解消する要素がページにあるかどうかをチェックリスト形式で確認してください。特に中小企業のサイトで欠けていることが多いのは「顔写真または社内写真」「具体的な実績(件数・地名・ビフォーアフター)」「第三者の声(お客様の声・Googleレビューへのリンク)」「電話番号の目立つ掲載」の4点です。お客様の声は許可を取った上で、できるだけ固有の内容(「横浜市港北区の○○さん、外壁塗装の費用が他社より15万円安かった」など)で掲載すると信頼度が上がります。

  • 顔写真または社内・作業中の写真がある(ストックフォトだけでは信頼されにくい)
  • 住所・電話番号・営業時間が明記されている(特にヘッダーまたはフッターに)
  • 実績が数字で書かれている(「施工実績200件以上」「地元密着15年」など)
  • お客様の声が具体的で、可能なら写真や地域名入りである
  • 問い合わせページにプライバシーポリシーへのリンクがある

原因③ 問い合わせボタンまでたどり着けない(導線の問題)

「信頼はできた、でもどこから問い合わせればいいかわからなかった」というユーザーは一定数います。ヒートマップツール(Microsoft Clarityは無料)を使うと、ユーザーがどこまでスクロールして、どこでページを閉じたかがわかります。よくあるのは「問い合わせボタンがページの最下部にしかない」「スマートフォンで表示したときにボタンが小さすぎて押せない」「フォームの項目数が多すぎて送信を諦める」の3パターンです。特にスマートフォン経由の訪問が全体の半数を超えている(GA4のデバイスカテゴリで確認できます)サイトでは、スマホでの操作性が命です。フォームの入力項目は「名前・電話番号またはメール・お問い合わせ内容」の3項目に絞るだけで、送信完了率が改善するケースがあります。

導線の鉄則:3クリック以内に問い合わせを完了できるか確認する

トップページを開いてから「問い合わせフォームに入力して送信完了」まで、クリック数を実際に数えてください。4クリック以上かかるなら、ユーザーが途中で離脱するリスクが上がります。ヘッダーに「電話番号+お問い合わせボタン」を固定表示するだけで改善できます。

原因④ 価値が伝わっていない(提案・コピーの問題)

「信頼はある、ボタンも見つかる、でも頼む理由がわからない」という状態です。これはサービスの説明が「何をするか(機能)」だけで終わり、「お客さんにとってどんないいことがあるか(ベネフィット)」が書かれていないときに起きます。たとえば「高品質な外壁塗装サービスを提供します」という文章は機能の説明です。「塗り替え後10年間は雨漏りの心配がなくなり、次の塗り替えまでのトータルコストを抑えられます」がベネフィットの説明です。ユーザーが「自分の問題が解決できる」とイメージできる文章に書き換えることが目標です。この書き換えはAIが得意とする作業です。現在のサービス説明文をAIに貼り付けて、以下のプロンプトで改善案を出させてください。

サービス説明文をベネフィット訴求に書き換えるプロンプト(コピペして使用)
以下は私のホームページのサービス説明文です。
この文章を「お客様が得られる具体的なメリット・安心感・解決できる悩み」を中心に書き直してください。

【現在の文章をここに貼り付ける】

条件:
・書き換え後の文字数は200〜300字にまとめる
・「私たちは〜します」ではなく「あなたは〜できます/〜が解決します」の視点で書く
・ターゲット顧客は【例「築10年以上の一戸建てオーナー・40〜60代」】
・専門用語を使う場合は必ず直後にカッコで一言説明を入れる
・改善前・改善後を並べて出力し、何をどう変えたか理由も添えてください

原因⑤ ページが重くて離脱されている(表示速度の問題)

ページの読み込みに3秒以上かかると、スマートフォンユーザーの多くがページを閉じる傾向があると言われています(目安として広く認知されている話です)。表示速度の確認は「PageSpeed Insights」(Googleが提供する無料ツール)にURLを入れるだけで即座にスコアが出ます。スコアが50未満なら速度が問題の可能性があります。最も多い原因は「画像ファイルのサイズが大きすぎる」です。スマートフォンで撮った写真をそのまま貼ると、1枚で3〜5MB(メガバイト)になることがあります。これをSquooshやTinyPNG(どちらも無料のオンラインツール)で圧縮すると、画質をほぼ変えずに150〜300KB程度まで小さくできます。10枚の画像を圧縮するだけで表示速度が体感できるほど改善するケースがあります。

「どの原因から直すか」を決める5ステップの手順

診断から修正着手までを5つのステップに整理します。ステップ1〜3は今日中に完了できます。ステップ4〜5は翌日以降に作業します。手順を飛ばして「なんとなく気になる部分から直す」のが最もよくある失敗なので、必ず順番通りに進めてください。

  • ステップ1(15分):GA4でセッション数を確認。月100未満→原因①集客を最初に着手。100以上→ステップ2へ
  • ステップ2(10分):PageSpeed Insightsでスコアを確認。50未満→原因⑤速度を並行して対処(画像圧縮から)
  • ステップ3(20分):信頼要素チェックリスト(顔写真・実績・お客様の声・電話番号)を確認。欠けているものをメモ
  • ステップ4(30分):Microsoft Clarityを設置し、1週間分のヒートマップでユーザーの離脱地点を確認。原因③導線の判断に使う
  • ステップ5(60分〜):原因①③⑤が解消または軽微だと判断したら、原因②④(信頼・提案文)の改善にAIを使って着手

実際のやり取り例——AIに診断と修正案を出させる流れ

場面設定:横浜市で外壁塗装業を営むAさん(従業員3名)。月間セッション数は120、問い合わせはほぼゼロ。原因①は除外され、原因②〜④が疑わしい状態。AさんがChatGPTに以下を入力した場面です。

AさんがChatGPTに入力した診断依頼プロンプト(実物)
私は横浜市で外壁塗装の個人事業主をしています。
ホームページはあり、月に120人ほど訪問しているのに問い合わせがほぼ来ません。

以下が現在のトップページの本文です。問い合わせが来ない原因として考えられる点を、「信頼性」「導線(問い合わせしやすさ)」「価値の伝わり方」の3観点で分析し、優先度の高い順に修正提案をしてください。

【現在のトップページ本文】
当社は横浜市を中心に外壁塗装を行っています。高品質な塗装で大切なお家を守ります。
使用する塗料はすべて国内メーカー製です。
お気軽にお問い合わせください。

修正後の文章案も合わせて出してください。文字数は現在の2〜3倍を目安にしてください。
【AIの返答例(要約)】 優先度1(信頼性):現在の文章には実績数・地域の具体性・担当者の顔が見えません。「横浜市で15年・施工実績300件以上、代表の田中が直接現地を確認します」のような具体情報を追加することを強くおすすめします。 優先度2(価値の伝わり方):「高品質」は主観的で読者に何も伝わりません。「10年保証つき・雨漏りリスクを大幅に下げる」など結果ベースの表現に変えましょう。 優先度3(導線):「お気軽にお問い合わせください」だけでは行動が起きにくいです。「まず無料で現地確認します→翌日中にお見積りをお届けします」とプロセスを明示すると心理的ハードルが下がります。 【修正後の文章案】 横浜市・川崎市で外壁塗装15年、施工実績300件以上。代表の田中が必ず現地に伺い、最適な塗料と工法をご提案します。使用塗料は国内メーカーの10年保証品のみ。塗り替え後は雨漏りや色あせの心配が大幅に減り、次回塗替えまでのトータルコストを抑えられます。まずは無料の現地確認から。お申し込みから48時間以内にお見積りをお届けします。— ChatGPT(GPT-4系・2024年時点の返答イメージ。実際の返答はプロンプトや設定により異なります)

上記のやり取りは参考例です。実際にAIが返す内容はツールのバージョンや入力の詳細度によって変わります。ポイントは「現在の文章を貼り付けて、観点を指定して分析させる」という形式です。「改善して」だけでは曖昧すぎて精度が下がるため、「信頼性・導線・価値の伝わり方の3観点で」と絞り込んだことが、的確な返答を引き出すコツです。ChatGPT、Claude、Geminiのいずれを使っても同様のプロンプトで試せますが、返答の文体や詳細度はツールにより異なります。

よくある失敗と直し方

失敗パターン①「とりあえずデザインを変えた」——なぜ起きるか:「見た目が古い=問い合わせが来ない」という思い込みが原因です。デザインが問い合わせに影響することはありますが、集客(そもそも見られていない)や信頼・提案の問題がある場合、デザインをどれだけ変えても効果はほぼ出ません。こう直す:先にGA4でセッション数を確認し、100未満ならデザインより集客(SEOや広告)を優先する。

失敗パターン②「AIに『問い合わせが来るホームページ文章を書いて』と入れたら、薄い文章しか出なかった」——なぜ起きるか:業種・ターゲット・現在の課題・競合との違いなどのコンテキスト(背景情報)をAIに渡していないためです。AIは「何も知らない状態から」答えを作るため、情報が少ないほど一般的で当たり障りのない文章になります。こう直す:前述のプロンプトのように「業種・地域・ターゲット・現在の文章・修正の観点」を必ずセットで渡す。最低でも5行の背景情報を入れると返答の精度が大きく変わります。

失敗パターン③「PageSpeed Insightsのスコアを上げようとして、エンジニアに依頼したら高額になった」——なぜ起きるか:技術的な最適化(コードの改善)に手を出してしまうためです。まず画像圧縮だけで解決できるケースが多い。こう直す:SquooshやTinyPNGで全ページの画像を圧縮してから再度スコアを確認する。これだけで20〜30ポイント改善するケースがあります。それでも不十分な場合に初めて技術的対応を検討する。

修正の優先順位を決める一言ルール

「100人来て0件問い合わせ」なら文章・信頼・導線の問題。「10人しか来ていない」なら集客の問題。この分岐さえ間違えなければ、無駄な修正作業を避けられます。

修正後の効果確認——いつ、何を見ればわかるか

修正を加えたら、最低2〜4週間は数字の変化を待つ必要があります。1週間で結果を求めて次々と変更を加えると、「どの修正が効いたか」が判断できなくなります。確認する指標は3つです。一つ目は「お問い合わせページへの遷移数」(GA4で確認)。二つ目は「フォームの送信完了数」。三つ目は「平均セッション時間」です。文章を改善した場合、まず平均セッション時間が伸び(より長くページを読むようになる)、次いで問い合わせページへの遷移数が増え、最後に送信完了数が増える、という順序で数字に変化が出るのが一般的です。一度に複数の変更を加える場合は、変更した日付と内容をメモに残しておくと、振り返りがしやすくなります。

改善は「一度に一箇所ずつ」が基本

文章・画像・フォームを同時に変えると、どの修正が効果を出したかわからなくなります。修正→2週間観察→次の修正、のサイクルを繰り返すのが、遠回りに見えて最も確実な方法です。

よくある質問(Q&A)

  • Q. Googleアナリティクスもサーチコンソールもまだ設定していません。設定しないと何もできませんか? → A. 設定なしでも「信頼要素チェックリスト」と「PageSpeed Insightsでの速度確認」「フォームの項目数チェック」は今日できます。ただし集客・導線の問題はデータなしでは判断できないため、Googleツールの設定は最優先で行ってください。設定手順はGoogleの公式ヘルプページに日本語で掲載されています。
  • Q. ChatGPTを使ったことがありません。有料版が必要ですか? → A. 無料版(GPT-3.5系)でも本記事のプロンプトは使えます。ただし、返答の精度や文章の細かさはツールのバージョンによって変わります。無料版で試してみて、物足りなければ有料版や他のツール(Claude、Geminiなど)を試すのがおすすめです。いずれも月単位で解約できます。
  • Q. 修正しても2ヶ月以上変化がありません。どうすればいいですか? → A. 2ヶ月以上経っても変化がない場合、原因の絞り込み自体が間違っている可能性があります。改めてステップ1(セッション数の確認)に戻り、数字の前提を確認してください。特に「競合他社がどんなキーワードで上位に出ているか」を調べることで、自社サイトに足りていない要素が見えることがあります。無料のツール(Ubersuggestの無料枠など)で競合調査ができます。
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